“HCI as a Service”のClara Cloudだからこそできたハイパフォーマンスと運用負担軽減の両立。
日本電算企画株式会社
山本 高広 氏
日本電算企画株式会社
- オンプレミスサーバの管理・保守から脱却したかった
- スムーズなCDI接続、拡張性の高い開発環境を求めていた
- 情報システム部のリソースが圧迫されており課題となっていた
- 元々導入していたクラウド基盤でのVDIトラブルを解消し、スムーズな接続を実現。
- 20台以上あった開発用オンプレサーバを移行し、システム部の運用負担軽減に成功。
- 従来のオンプレサーバリプレイスと比較し、コスト削減に成功。
- 特殊なネットワーク要件もClara Cloud導入時のサポートで問題なく実現。
ソリューション
全社方針である働き方改革の一環として、クラウド化を推進。20台以上あったオンプレミスのサーバを、全てNutanixベースのClara Cloudへ移行し、スムーズなVDI接続、拡張性の高い開発環境のサーバリソースを確保するとともに、ハードを持たないことによる情報システム部の大幅な工数削減を実現した。
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働き方改革の一環として推進されたVDIの導入、オンプレからの脱却
2018年の「働き方改革関連法」が可決され、様々な企業や団体による働き方改革に向けた取組みが活性化しているなか、エンジニアが従業員の大半を占める我が社でも働き方改革が社内目標として掲げられました。
我々システム部も、VDIの導入を皮切りに、オンプレサーバからの脱却、クラウド化を推進していくことがミッションとなりました。しかし、このVDI導入において、導入直後からフリーズが断続的に発生するトラブルに見舞われてしまいました。
問い合わせなども実施したのですが、ベンダーでも改善出来ないまま半年が経過し、VDI基盤の乗り換えを検討し始めまして、色々調べてはいましたが、乗り換え先としてハイパフォーマンスで有名なNutanixに興味を持ったんです。
NutanixとはGoogleやFacebookで多く採用されるWebスケールIT技術の基盤をそのままエンタープライズ企業が利用するためのHCI製品。
02
Nutanixベースのサブスクリプションサービス Clara Cloud
ハイパフォーマンスなHCI:Nutanixですが、働き方改革としてオンプレからの脱却、クラウド化を推進している我が社の方針として、オンプレミスのNutanixの導入は正直難しかった。そんな時出会ったのが、Nutanixをハードを持たず、月額で使えるClara Cloudでした。Nutanixが月額サービスで使えるのは驚きでしたね。
フリーズのトラブルに悩まされていたVDI基盤の乗り換えも、導入前の実機検証で不安要素が取り除かれたので、安心して進めることが出来ました。コスト面においても、Nutanixは高額であるという認識を裏切り、4年償却での見積では社内オンプレサーバのリプレイスよりコストが削減出来ることが判明しました。
また、実際の導入についても我々の特殊なネットワーク要件にも柔軟に対応いただけたので、思った以上にスムーズに進めることができ、導入後のパフォーマンスにおいては、Nutanixのコントロールパネル:Prismのあまりの軽さにも驚きました。ハイパフォーマンスは伊達じゃなかったです。
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成功を収めた、ハードを持たないという選択
ハードを持たないといった選択も、最初のクラウド基盤のVDI導入で蹟きはしたが、踏み切って良かったです。障害件数自体も大幅に減り、オンプレサーバの保守運用に割いていたシステム部のリソースを削減することに成功しました。今ではフルコミットのシステム部担当者は2名で対応出来ています。
直近では、ビルの法定停電の際に、ハードを持たないメリットを実感しました。毎年停電のためのバックアップやシャットダウンの作業に悩まされていたが、今年はその手間がほとんどなかったので、その分他の業務に集中できたのは幸いでしたね。
また、IT製品・サービスにありがちな、導入した後に感じる「痒い所に手が届かない」といったことが全くなく、期待を大幅に超えた結果を得ることが出来ました。
次々と新しい機能がリリースされるNutanixですが、まだ使っていない機能も多く、事業にどう活用できるのか、少しずつ検証していくのが楽しみです。
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Clara CloudNutanixの利用に必要な要素が、オールインワン。様々な情シス部門・ITインフラエンジニアのリソース不足をClara Cloudの導入によって解決することが可能です。