6月6日開催「訪日外国人観光客向けデジタルプロモーションセミナー」
昨年の訪日外国人観光客数は1974万人に達しました。これを受けて、政府も2020年時点での誘致目標人数を4000万人に上方修正するなど、インバウンド市場はさらなる伸長が見込まれています。中部圏でも、2016年5月の伊勢志摩サミットを契機として世界からの視線が集まることで、外国人観光客の流入は一層、加速されることが予測されます。
今後、中部圏への訪日観光客はどう推移し、それはインバウンド市場にどういう影響をもたらすのか。そして、こうした訪日外国人観光客に対し、デジタルという手段を使っていかにアプローチし、地域経済の発展につなげればいいのか。
中部圏において最大規模でウェブソリューションを展開するアクアリンググループと、アジアでのインフラ構築とビジネスコンサルティングを提供するクララが、名古屋市で新たに発足した観光文化交流局から局長の渡邊正則氏をお迎えし、名古屋および中部圏において最適な訪日観光客向けデジタルプロモーション手段を考えるためのセミナーを開催いたします。
開催概要
日時 | 2016年6月6日(月)15:00~17:45(受付開始:14:30~) |
会場 | ミッドランドスクエア オフィスタワー5F 会議室 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 http://www.midland-hall.com/access/ |
対象 | 中部圏で訪日外国人観光客の誘致・集客に関心をお持ちの方 |
主催 | 株式会社アクアリング 株式会社アクアリング・グローバルストラテジー クララ株式会社 |
後援 | 名古屋市 名古屋観光コンベンションビューロー 中部運輸局昇龍道プロジェクト推進協議会 |
参加費 | 無料(事前申込制) |
定員 | 70名 ※お申し込み順での受け付けとなります。定員に達し次第、締め切らせていただきます。 |
プログラム
14:30~15:00 | 開場・受付 |
15:00~15:10 | 主催者挨拶(10分) |
15:10~15:50 | ■第1部 『訪日外国人観光客向けデジタルプロモーション総論』(40分) 外国人観光客の集客には、ウェブサイトやSNSを活用した施策が欠かせません。そして、本当に外国人に届くプロモーションにするためには、既存の日本語コンテンツを外国語に置き換えるだけでは不十分です。国ごとの環境や嗜好の違いを理解し、それぞれに適したプロモーションを考えていく必要があります。アクアリンググループとして蓄積してきた多言語ウェブサイト制作のノウハウに基づき、サイトローカライズの考え方を分かりやすくお伝えします。 登壇者:長崎 亮 氏 |
15:50~16:00 | 休憩 (10分) |
16:00~16:40 | ■第2部 『アジア圏へ確実に情報を届ける。インバウンドと越境EC対策とは何か。』 (40分) 伊勢志摩サミット以降にも国内ではビッグイベントが待ち構えています。 訪日観光客が日本のことを調べる手段はまずはインターネットです。 観光地の候補として名古屋が選択肢になるためにも、帰国後の購買に繋げるためにも、インターネットで確実に情報が伝わることが重要です。 本セッションでは、日本とアジア圏において大きく異なるインターネット事情の問題点と、その解決法をお話しいたします。 登壇者:家本 賢太郎 |
16:40~16:50 | 休憩 (10分) |
16:50~17:35 | ■第3部 『中部圏のインバウンド市場概況』 (45分) 名古屋市では平成28年度より組織改編を行い、名古屋市の魅力を発信し、観光・国際交流の活性化を図るための拠点として観光文化交流局を新設しました。そのトップの立場から、名古屋市および中部圏のインバウンド市場の概況を俯瞰し、さらに観光客誘致に向けた名古屋市のこれからの取組みをご紹介します。 登壇者:渡邊 正則 氏 |
17:35~17:45 | 質疑応答 |
登壇者紹介
株式会社アクアリング・グローバルストラテジー代表取締役
長崎 亮 氏
1978年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退。ドイツ政治史研究に従事していた大学院在籍中より、日本鯉のぼり協会の広報担当として鯉のぼり文化の海外発信に携わり、その経験をもとに、日本文化の海外向け広告戦略を手掛ける株式会社花鳥風月を設立。さらに株式会社アクアリングと共同でアクアリング・グローバルストラテジーを設立し、代表取締役に就任。サイトローカライズをキーワードに、デジタルの知見と多言語ネットワークを組み合わせ、多言語ウェブサイトの構築・運用・コンサルティングサービスを提供している。
クララ株式会社代表取締役
家本 賢太郎
1981年生まれ。名古屋市出身。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。1997年5月、クララを創業。サーバホスティングサービスの提供を始める。東京・北京ベース。現在は、日本・中国・韓国・台湾・シンガポールでクラウドとデジタルコンテンツにおけるクロスボーダーのコンサルティングを提供。内閣府男女共同参画会議議員、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会理事、公益財団法人日本ユースリーダー協会理事、特定非営利活動法人東海インターネット協議会理事なども務める。
名古屋市観光文化交流局長
渡邊 正則 氏
1961年生まれ。愛知大学法経学部卒業。1985年名古屋市職員に採用。財団法人名古屋観光コンベンションビューロー総務部長、総務局区役所改革推進室長、市民経済局総務課長、千種区区民生活部長、総務局総合調整部長を経て、平成28年4月に新たに発足した観光文化交流局の初代局長に就任。