
ICP・MLPS・越境・ネットワーク・監視運用まで
Alibaba Cloud
日中間クラウドの専門家が、Alibaba Cloud導入〜運用をフルサポート
\ 3分でわかる /
Alibaba Cloudとは?
Alibaba Cloud は、AWS・Azure・Google Cloud に続く世界シェア第4位のクラウドであり、中国本土では 商用サービスの標準プラットフォームとして広く採用されています。
北京・張北・上海・深センなどの主要都市に大規模リージョンを持ち、EC・金融・製造・AIなど多様な分野の基幹システムを支えています。
中国向けWebサービスや現地法人のIT基盤として最も選ばれており、高速な国内接続性や法規制(ICP/MLPS)との相性の良さから、日系企業の中国展開にも広く採用されています。


29
リージョン数
92
利用可能なゾーン
3200+
CDNノード
80+
クラウドプロダクト

中国・AI・CDN領域において、優れたクラウドサービスです
中国でクラウドサービスを利用する際の注意点

ICP登録必須
ICP中国本土のサーバでWeb公開する場合、ICP登録(非営利)が必須です。 未登録のままでは 80/443 ポートが制限され、サイトを表示できません。申請主体は中国現地法人のみのため、早めの準備が必要です。

日中間通信の特性
中国と日本間の通信は、グレートファイアウォール(GFW)やパケットロスの影響で遅延が発生しやすい環境です。中国向けサイトや日中連携システムでは、通信品質の事前調査と最適なネットワーク設計が重要です。

法規制対策(越境・等級保護)
中国でITサービスを提供する際は、越境データ規制やMLPS(等級保護)の要件を、扱うデータやサーバの設置場所に応じて確認する必要があります。必要な対応はケースごとに異なるため、まずはお気軽にご相談ください。
Alibaba Cloud 利用前に知っておきたいポイント

ICP登録・ICPライセンスは必要ですか?
中国本土のサーバからWebサイトを公開する場合、ICP登録(非営利)が必須です。商用サイトには ICPライセンス(営利)が必要となり、いずれも原則として中国現地法人が申請主体となります。公開可否を左右するため、最初に確認すべき要件です。
ICP登録についてはこちら ICP登録支援サービス
ICP登録不要の中国向けWeb公開はこちら Express China

Alibaba Cloudの支払いは日本円でできますか?
Alibaba Cloud本体は日本円決済に対応しておらず、国際版は米ドル、中国版(Aliyun)は人民元での決済となります。ただし、クララ経由で契約いただく場合は日本円での請求書払いに対応しており、海外課金の煩雑さを避けることができます。

Alibaba CloudとAWS/Azure/GCPの違いは?
最大の違いは、中国市場向けに最適化されている点です。中国国内でのシェア・導入実績は圧倒的に高く、三大国営キャリア(CT/CM/CU)との接続性や、ICP・越境規制といった中国固有の要件に適した設計が特徴です。グローバルでも AWS/Azure/GCP に次ぐ世界シェア第4位のクラウドとされています。

日本~中国リージョン間の接続は可能ですか?
Alibaba Cloudには、リージョン間・VPC間をつなぐCEN(Cloud Enterprise Network)やGlobal Acceleratorなどのネットワークサービスがあります。クララではこれに加え、日中専用線やChina Connect(SD-WAN/VPN)を組み合わせることで、日本クラウド(AWS/Azure等)〜中国本土リージョン間の安定した日中間接続を構築できます。
日中間通信ソリューションについてはこちら China Connect

Alibaba Cloudのセキュリティは安全ですか?
中国・アジアの大規模企業や行政機関で広く利用され、第三者評価でも高い評価を受けています。WAF・Anti-DDoS・Cloud Firewallなど多層の防御機能を提供し、EC・金融・公共系・AI基盤など高度なシステムを支える実績があります。Forrester Wave でも複数カテゴリで最高評価を獲得しています。

Aliyun と Alibaba Cloud International は同じですか?
アリババグループ提供のクラウドですが、中国版(Aliyun)と国際版(Alibaba Cloud International)は別プラットフォームとして運用されています。決済通貨・アカウント体系・利用できるサービスが異なり、国際版から中国本土リージョンを使う場合は企業認証が必要です。

越境データ規制の対象になりますか?
中国から日本や海外クラウドへ 個人情報や重要データを送信する場合、越境データ規制の対象となります。内容に応じて DPIA(個人情報影響評価)や SCC(標準契約書)などの手続きが必要です。 EC・会員情報・アプリ利用履歴などを扱うサービスでは、越境データ規制の対象となる可能性が高いため、事前の確認と設計が重要です。詳細はお気軽にご相談ください。

「Alibaba Cloud」なら、こうした課題を解決!
最適ルートを利用した安定・高速な通信環境を提供します
特 徴

中国向け最適
中国本土に多数のリージョンを持ち、主要都市から安定したアクセスを実現。EC・製造・AIなど幅広いサービスで使われる、中国最大級のクラウドです。

日本円で安心
Alibaba Cloud International をクララ経由で利用でき、日本円での請求に対応。海外決済やドル建て管理の負担を避け、国内企業でも導入しやすい環境です。

日中通信を最適化
CEN や専用線、China Connect などクララのネットワークと組み合わせて構築可能。日本側のAWS/Azureなど既存環境ともスムーズに連携できます。

法規制にも対応
ICP、越境データ、MLPSなど中国特有の法規制に配慮した設計をサポート。用途に応じて必要な手続きや構成を整理し、安全に利用できるよう支援します。
Case Study

Case 1
日本サーバを中国向け高速化
(Global Accelerator)
まずは小さく始めたい企業に最適
Global Accelerator を使い、日本側のサーバをそのままに中国からの通信だけを高速化する構成です。主要都市までの経路が最適化され、遅延やタイムアウトを軽減できます。既存環境を変えずにスモールスタートしたい企業に適しています。
※ICP登録不要でご利用いただけます。
Case 2
中国本土向け高速配信
(China CDN)
中国ユーザーへの表示速度を改善
Alibaba Cloud CDNを利用する構成で、中国国内の多数のエッジから配信されるため表示速度が大幅に向上します。静的コンテンツ配信やWebサイトの高速化に有効で、ICP登録済みの商用サービスにも広く採用されています。


Case 3
中国向けサービスを現地デプロイ
(中国リージョン構築)
現地ユーザー向けアプリを安定かつ高速に提供
中国向けアプリや会員サイトなど、現地ユーザー向けに本番サービスを安定提供したい場合は、中国本土リージョンに本番環境を構築する方式が最適です。ECS・RDS・OSS を組み合わせて現地最適化し、WAF・Anti-DDoS で攻撃対策も強化できます。日本本社とは China Connect や CEN を使い、安全な閉域接続が可能です。
クララが選ばれる理由
中国クラウドに
強い
中国に子会社・パートナー社を持ち、25年にわたる中国でのインフラ支援実績が多数あります。現在でも中国インフラといえばクララと、数多くのご相談をいただきご支援しています。
インフラから法律対策までワンストップ
サイバーセキュリティ法に準拠したインフラ設計から、ICP登録/ICPライセンス取得支援、中国ビジネスコンサルティングまで、トータルでご支援が可能です。
FAQ
A 最低利用期間は3ヶ月となります。
契約後、3ヶ月以上の利用をお願いしていますが、PoC利用などの短期利用に関する相談にも柔軟に対応します。
A 必ずしも中国現地法人が必要とは限りません。
構成によっては現地法人が不要な場合もあります。他の海外リージョン(香港・シンガポール・東京など)は法人なしで利用可能です。詳細はご相談ください。
A はい、MSP契約をいただければ、24時間体制で監視や運用代行を提供しています。
システムの監視やパフォーマンス改善、セキュリティ対策を全面的にサポートします。
A Alibaba Cloudは、AWSや他のクラウドサービスと同レベル以上の高性能なセキュリティ製品を提供しています。
WAF、DDoS対策、IAM(Identity and Access Management)など、強固なセキュリティ機能を備えています。環境に応じたセキュリティ設計をサポートします。
A はい、Alibaba Cloudの利用に関わる法規制対応(ICP・越境データ・MLPS)も支援しています。
中国本土でサービスを運用するために必要な法規制対応や、必要書類の整備についてもご相談ください。






















