nutanix導入後の運用・管理方法

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Nutanixは、ハイパーコンバージドインフラストラクチャの一種で、世界・国内問わず、シェアNO.1なのが特徴です。有名企業もNutanixを導入しているため、ビジネスを運用する上で、Nutanixは欠かせません。

今回は、Nutanixを導入する方法や導入後の運用・管理方法について解説していくので、参考にしてみてください。

Nutanixを導入する準備

まずNutanixを導入するためには、10Gスイッチを購入する必要があります。Nutanixの導入には200Vが必須であるため、利用中のデータセンターが古い場合などは、利用できない可能性があるのです。200Vが引けないと、Nutanixを導入することができないので、新たに10Gスイッチを準備しましょう。

Nutanixには、C13-C14のケーブルが付属してあり、NutanixからPDUなどに接続することで、利用することができます。

設定方法は、説明書に細かく記載されているので、説明書を確認しながら、一つずつ設定を行っていくようにしましょう。

具体的には、インストーラへのアクセス・管理者設定・対象ノードの確認・選択・ネットワーク情報の入力・データストアの設定・ノードへのマウントなどの設定が必要になるので、基本設定を行い、Nutanixを活用してください。

Nutanix導入後の運用・管理方法

Nutanixは、従来までの3Tierと比較しても導入後の管理が楽になっているのが特徴です。トラブルシューティングの際には、視覚的に把握できるように、エラー箇所が画面に表示されるようになっています。トラブルが発生しているポイントを把握することができるので、エラーに悩まされることもありません。

ハードウェア・仮想マシン・ネットワーク層を画面から、GUIで一元管理することができます。ツールに慣れてしまえば、運用や管理が比較的簡単に実行することが可能です。

機器を増設する際も、クリックだけインフラの設定を完了させることができるので、新規設定も容易に行うことができます。導入後の増築したい場合も、簡単に設定することができるので、運用も簡単です。

定期メンテナンスも特に必要なく、画面でのチェック作業を行っておけば、異常が発生しれば察知することができます。

通常のシステムであれば、日々コマンドのチェックや物理層の点検業務を行う必要がありますが、Nutanixでは必要ありません。

ログに関しては、新しいバージョンに都度更新が行われるので、稼働が止まることなく、その間のログを取得することができます。バグが発生した場合にも、原因不明とならず、なぜ問題が発生したのか、判断することが可能です。

Nutanixの導入コスト

Nutanixを導入するためには、1,500万円ほどの導入コストが必要です。環境やバージョンによって価格は変わるので、公式サイトの見積もりツールを活用して、概算を確認することができます。

相場としては、650万円~1,000万円と言われているので、導入するためには多少の出費は仕方ないでしょう。ただNutanixを導入すれば、削減できるコストもツールで算出することができるので、使用頻度が低いツールなどを明確にすることができます。

ツールに現在のインフル環境を入れることで、Nutanix導入前と導入後で、どれくらいお得になるのか、計算することが可能です。算出することでコストパフォーマンスがわかります。

またNutanixを導入することで、人件費の削減にも繋がるでしょう。機器が少なくなることで、物理的なコスト削減に繋がるだけでなく、管理が楽になることから、インフラエンジニアを雇用する必要もなくなります。

Nutanixの管理ツールを活用すれば、直感的に誰でも操作することができるので、メンテナンスや管理費用の削減に大きく貢献することが可能です。

Nutanixを導入するために、初期投資がかかりますが、長期的な運用を考えるのであれば、Nutanixの導入は不可欠になります。毎月発生している運用の人件費が高いのであれば、Nutanixの管理ツールを行えば、人件費を浮かせることが可能です。

Nutanixを導入すれば全体的な運用・管理が容易になる

Nutanixの導入は、決して安い買い物ではありませんが、導入することで全体的な運用・管理を容易にすることができます。導入を悩んでいる方は、貸し出しサービスを利用してみてください。

貸し出しは無料で2週間Nutanixを利用することができるので、実用的かどうか体験することができます。

体験サービスでNutanixのツールを活用すれば、リスクなしでNutanixを導入した時の環境を実証することが可能です。

聞いているだけではわからない、Nutanixの実用性を実際に体験することができるので、Nutanixの導入を検討している方は、体験サービスからNutanixを操作してみてください。

Nutanixを導入すればビジネス管理やコスト削減に繋がる

Nutanixは、コスト削減ツールや定期メンテナンスが不要な点から、ビジネス管理やコスト削減に繋がるため、導入後の運用が楽になります。

初期投資は高くつくものの、長期的な運用を考えれば、早めに導入した方がビジネスの幅を広げることに繋がるでしょう。

ビジネスの運用でコストがかかる人件費の削減に繋がるのも、Nutanixの魅力です。最初は体験サービスでNutanixの操作を試してみて、導入するメリットを感じた場合は、Nutanixの導入を検討してみてください。

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