Plesk の拡張機能 Diskspace Usage Viewer のご紹介
ディスク領域が不足した場合、通常最も容量を消費しているディレクトリを調べますが、Plesk Extensions(プレスク エクステンション) の Diskspace Usage Viewer(ディスクスペース ユーセージ ビューア) は、どのフォルダがどれくらいのディスク容量を使用しているかを簡単に示し、ドリルダウン式に調べることができます。
さらに、キャッシュ/一時ファイルと指定した日数より古いシステムバックアップを削除するクリーンアップ機能があるので、ディスク容量にかかわる緊急時の対応を楽に行うことができます。
さっそく Plesk にログインしてみると、Advanced Monitoring からメモリの警告が、、、
確認すると、Apacheのメモリ使用率が閾値を越えてますね。
Advanced Monitoring(アドバンス モニタリング)という機能は、Plesk Obsidian から追加された機能です。
サービス、ディスク、メモリ、CPU、ネットワークのリソースの閾値を設定でき、これに対しアラート出してくれるとてもすぐれた機能です。
メールや Slack との連携も期待したいですね!!
さて、お話を Diskspace Usage Viewer に戻します。
インストールは、他の Plesk Extensions と同じで、「拡張」メニューからとなります。
Diskspace Usage Viewer を探してクリック。
「無料インストール」ボタンをクリック。
ご存知の通り、これだけで終わりです。
あとは、この拡張機能を開いていただくと、下の図のようにディレクトリ別、またはファイル別に容量の大きいものを特定でき、ディレクトリはドリルダウン式に調査していくことができます。
左上にある「クリーンアップボタン」は、キャッシュ/一時ファイルと指定した日数より古いシステムバックアップを削除してくれます。
最大ファイルでソートすると、こんな感じです。
この検証サーバでは、バックアップファイルばかりですね。
ディスク容量にかかわる緊急時。
よくあるのがログファイルが膨らんで容量を圧迫、またはメールデータをため込みすぎて、メールの送受信ができなくなったり、ウェブに障害が発生するケースです。
そんなときに、Advanced Monitoring で監視をしつつ、緊急時には Diskspace Usage Viewer で調査と応急処置が行えますね。
コマンドを使えなくても Plesk があれば、技術サポートを受けつつ対処可能です。
サーバの運用ができれば、ビジネスの視野が広がり、お客様へ提供する価値の向上にもつながるのではないでしょうか。
またエンジニアの方であれば、サーバ運用を別の人に託し、パソコンにへばり付いていなければいけない時間から解放されるのではないでしょうか。
頑張っている人はとくにストレスがたまるものです。
楽しく仕事をするためにも、Plesk をもっと活用していきましょう。