ICP登録代行サービス

中国向けWebサイト・SaaSの展開に必要な、
ICP登録・ライセンス取得支援・インフラソリューションを提供します。

中国国内で開設するすべてのWebサイトは事前申請手続き(ICP登録)が必要です。
ICP登録・ICPライセンス取得のご相談から手続き代行まで、
クララは中国向けWebサービスに必要なあらゆる問題を解決します。

About

ICP登録とは?

ICPとは「Internet Content Provider」のことで、中国国内のサーバから発信するすべてのWebサイトに課せられている登録手続き(義務)です。
Webサイトに関する連絡先の情報を必ず登録させることで、違法な情報発信が行われている場合の対応を速やかに行うことができる体制をとっています。
Tips AWS・Azure・Alibabaなどのクラウドサービス上でWebサイトを公開する場合、ICP登録がないと443番ポート・80番ポートを利用することができません。

申請の手続き

クラウド・データセンタ事業者・ISP事業者が申請を受け付け、お客様の所在地の省または特別市の通信監理局へ申請します。原則、中国国内で登記済みの法人・駐在員事務所のみ申請が可能です。(外資、内資に関わらず申請できます。)

中国国内で開設するすべてのWebサイトは事前申請手続き(ICP登録)が必要です

ICP登録・ICPライセンス

届出制のICP登録とは別に、許可制のICPライセンスがあります。中国では複数の規制官庁がWebサイトを管理しており、
サービス内容によっては他にも複数の許可を取る必要があります。
外資企業でも申請可能

届出制ICP登録

非営利性のWebサイト
  • 企業のコーポレートサイト
  • 製品情報を掲載するサイト
  • 観光情報サイト
  • 決済を伴わないサイト
原則として中国内資企業のみ

許可制ICPライセンス

営利性のWebサイト
  • ECサイト
  • モバイルコンテンツ・アプリ
  • ニュースサイト
  • SaaS/ASP など
ICPの許可範囲
ICP登録
コーポレートサイト 製品情報 観光情報

※ICP登録とICPライセンスは全く異なる手続きです

※1:ケースによって、ICP登録のみで運営可能

プラン

煩雑なICP登録を代行いたします。

ICP登録代行

100,000円~

ICPライセンス取得支援

個別見積り

※現地法人をお持ちでない場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。

ICP登録の流れ

お客様のご要望をヒアリングした上で、チェックフローを確認しながらサービスに必要な申請内容を確認します。
難易度の高いICPライセンス取得については、お客様へのヒアリング後、個別にご提案いたします。
審査期間:約20営業日

※審査は通常約20営業日程かかりますが、時期や混雑状況により最長で2ヶ月程かかるケースがございます。

STEP 1

お申し込み

要件や詳細についてヒアリングを実施後、内容に基づき御見積書・提案書をご提示します。

STEP 2

申請書類の準備

必要書類(例)

  • 営業証明書
  • 身分証明書、パスポート
  • ドメイン証明書
  • ドメイン実名認証のキャプチャ
  • ホームページ管理人授権書(网站负责人授权书)
  • 真実性検査表(网站备案信息真实性核验单)
  • 情報安全管理責任書(信息安全管理责任书)
  • ホームページICP申請通告書(网站备案告知书)
  • IP確認書(IP地址确认书)
  • ICP情報申請表(备案信息填写表)
STEP 3

ICP登録申請

ICP登録の申請手続きを行います。
政府機関の審査後、ICP登録完了となります。

※審査は通常約20営業日程かかりますが、時期や混雑状況により最長で2ヶ月程かかるケースがございます。

STEP 4

ICP登録完了

発行されたICP登録番号を、Webサイトの全てのページの最下部に記載してください。

※画像で記載することは禁止されています。

注意事項
  • 中国のレジストラ以外から取得を行ったドメインではICPの取得は困難です。
  • ドメインの所有者はICPの申請者と同一である必要がございます。
  • ICP登録では、申請する企業のWebサイト開設担当者は、利用するデータセンタ・クラウド・ISP事 業者での顔写真の撮影が必須です。
  • 非経営性のWebサイトでも、内容によってはICP登録以外に別途許可の取得が必要な場合があります。懸念事項がある場合には事前にお伝えください。
  • 日数は目安となります。申請内容やケースにより大きくずれる場合がございます。
  • ICPライセンスの申請の流れは申請内容に異なるため個別にご案内いたします。

サービス領域

クララは、通信改善に限らず、パブリッククラウド中国リージョンの構築・運用、ICP登録支援、法規制対策など、様々な面からビジネスのご支援が可能です。まずはお気軽にご相談ください。

クララが選ばれる理由

中国クラウドに
強い

中国に子会社・パートナー会社を持ち、25年にわたる中国でのインフラ支援実績が多数あります。現在でも中国インフラといえばクララと、数多くのご相談をいただきご支援しています。

インフラから法律対策までワンストップ

サイバーセキュリティ法に準拠したインフラ設計から、ICP登録/ICPライセンス取得支援、中国ビジネスコンサルティングまで、トータルでご支援が可能です。

延べ2000以上の法人・団体・官公庁との契約実績があります

  • ANA
  • 富士フイルム
  • 株式会社リクルート
  • ヤンマー
  • エプソン
  • 株式会社アッカ・インターナショナル様
  • 本田技研工業(中国)投資有限公司様
  • セイノーホールディングス株式会社
  • インクレイブ株式会社
  • ビープラッツ株式会社
  • 湘南美容外科クリニック
  • 稲畑産業株式会社
  • 糖猴子有限公司
  • 日本コンベンションサービス株式会社
  • 株式会社想研
  • 欧乐科技(大连)有限公司
  • 鍋屋バイテック会社
  • 出光興産株式会社
  • 一般財団法人 休暇村協会
  • 東京国際映画祭

FAQ

A どちらもWebサイトの開設に必要な許可ですが、同じではありません。ICP登録は、全てのWebサイトが取得する必要があります。ICPライセンスは、主に営利性のWebサイトの運営に必要となる経営許可証です。ICP登録をした上で、ICPライセンスを取得する必要があります。

A 原則、中国法人がない場合、ICP登録及びICPライセンスの取得はできません。
今後の進出計画を踏まえて、新たに中国法人を設立されるケースが多いですが、香港などでWebサイトを開設する方法もあります。 その他の方法もございますので、お問い合わせください。

A ICP登録は、中国で登記された法人であれば、外資100%の企業や中国企業との合弁企業でも取得可能です。一方のICPライセンスは基本的に内資法人に限られており、一部の業種を除いて外資企業や合弁企業が取得することはできません。

A いずれも個人(中国籍・ 外国籍とも)では取得することができません。

A ICP登録代行サービスは15万円~。 中国法人の所在地や利用するクラウド・ データセンタ事業者・ ISP事業者によって違います。また中国法人の法人格によっても費用が変わる場合がありますので、ご利用の通信事業者にご確認下さい。

A 通信監理局が発行したICP登録番号をWebサイトの全てのページの最下部に掲載してください。番号を画像で掲載することは禁止です。ICP登録をしていても、Webサイトに番号を掲載していない場合、Webサイトが閉鎖されたり、処罰される可能性もあります。

A ICP登録の申請は、必ずクラウド・ データセンタ事業者・ ISP事業者を通じて行いますので、ICP登録をしない場合は中国国内でWebサイトを公開することができません。

A Webサイトの管理者が変わった場合、速やかに通信監理局または利用するクラウド ・ データセンタ事業者・ ISP事業者に連絡してください。変更手続きが行われない場合、Webサイトが閉鎖されたり、処罰される可能性もあります。

A 一般的に、「決済が発生するWebサイト/SaaS」において、ICPライセンスが必要とされています。ECサイトや課金の発生するモバイルアプリ、SaaSなどが該当します。最終的な判断は、中国法人の所在地の通信監理局または利用するクラウド・データセンタ事業者・ ISP事業者にお尋ねください。

A 利用できます。ただし現在日本で利用しているAWSやAzureをそのまま使うことはできません。中国リー ジョン専用アカウントを開設する必要があります。また、使えるプロダクトに制限もあるため、事前調査が必要です、お問い合わせください。

A 日本サーバ上のWebサイトを中国向けに公開するサービス「極速中国」がございます。詳しくはお問い合わせください。

ソリューション

中国ビジネスコンサルティング

クララの20年の実績を基に、企業の中国進出の課題を調査・提案だけでなく、現地での事業実現までワンストップでご支援する実働型のコンサルティングサービスです。

日中間サイトへのアクセス改善

極速中国は、中国からサイトへのアクセスや、中国⇔日本間のサイトへのアクセス速度が遅く、不安定などの課題を改善します。日中間の通常アクセスのスピードより130%以上を改善、導入簡単、低コストでご提供します。

中国での基盤インフラ

10年以上の中国インフラでの経験値を有し、クラウド設計・運用に限らず、中国国内のバックボーンネットワークの構築、大手通信事業者への ホスティングサービスのOEM、大規模ゲームインフラの構築・運用など豊富な経験を有しております。

日中間VPN

China Connectは日中間の頻発する「通信が遅い」「通信が途切れる」「コストが高い」などの問題を改善します。中国拠点とのテレビ会議、システム連携、ファイル供給、コンテンツ配信に最適です。

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