A　2017年1月22日、中国工業情報化部は「インターネット接続サービス市場の浄化及び規範化に関する通知(关于清理规范互联网网络接入服务市场的通知)」を発表しました。
通信事業者のさらなる規範化と情報セキュリティの管理強化を目的に、違法経営行為の集中取り締まり作業を行うとしています。
自社でVPN環境を構築している日本企業にはさほど影響はありませんが、主な注意点を紹介いたします。

• 個人向けVPNサービスの提供を全面禁止
• VPNサービスが販売できるのは正規ライセンス（電信業務経営許可証）を持っている事業者のみ
• 国際専用回線（IP-VPN）の利用において、適切な事業者が提供するサービスに限定

A　主に3つ注意点がございます。

1. 中国政府が認めた事業者が提供していること
2. 中国政府が発行した正規ライセンスを持っている事業者
3. 個人向けVPNサービスを利用しないこと

A　事前に共有するマニュアルに沿って、ルータをリモートアクセス可能なPCに接続いただきます。
リモートアクセスを許可いただければ、ルータの設定はCMI社のエンジニアが行います。
※拠点にIT担当が不在でPCとルータの接続も難しい場合には、現地にスタッフを派遣して全て実施することも可能です。

A　利用可能です。ルータをリモート設定する直前のIPをお知らせいただければ、設定可能です。

A　原則1年間です。

A　グレートファイアウォールとは、中国国内のインターネット通信に対して、接続規制や遮断を実施する大規模なネット検閲システムです。中国の電信条例において、電気通信事業者に対して通信内容の確認が義務付けています。インターネット網を利用したアクセスで、これを回避することは出来ません。

A　中国の他、香港、台湾、韓国、シンガポール、インド、タイ、インドネシア、オーストラリア、ドバイ、マレーシア、ドイツ、アメリカ、フランス、オランダ、ロシア、ブラジル、カナダ、メキシコ、南アメリカ、etc.、様々な地域にGatewayを設けているチャイナ・モバイル・インターナショナルの回線をバックボーンとしてサービスを提供しているため、中国以外の地域と接続することも可能です。

A　中国国内においてGmailを含む著名なグループウェアが利用できないケースは多々あります。それに対して、VPNを利用することで、Gmailなどの中国規制対象サービスも利用することが出来てしまいます。 しかし、そのようなVPNサービスが恒久的に使えるとは限りません。特に中国国内で大きなイベントが行わる期間中は、VPN通信に対する規制が厳しく、今まで利用できたものがいきなり接続できなくなるケースがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
中国本土から「Google Workspace」にアクセスできるのか？

A　2021年Pingテスト参考値をご紹介します。
通常のインターネットで日中間のPing疎通テストを実施した場合、最大300msecかかりましたが、ソリューションを利用し60msec以下に改善されております。 (※北京と日本でPing疎通テストを実施した場合の参考値です、改善をお約束するものではありませんのであらかじめご了承ください。)
お客様状況や構成により異なりますので、無料で速度改善シミュレーションを実施しております。
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A　Zoom・Teams・BOX・Salesforce・Microsoft Office 365(日本コンテナ)・Dropbox・Ctrix・Evernote・SAP・AWS・Azure・Slack・ジョブカン・Amazon S3　等（2022年7月現在）
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